今日は、友人の社長ブログから、名言の引用です。
・・・以下、引用・・・
名言
かなり前にこれを書きましたが、本日もう一度掲載する気分になりましたので、再掲いたしました。もし、気に障った人が居たらごめんなさいね。
ハロルという人が次のような名言を残しています。
『委員会:必要のないことをするために、やる気の無い者によって召集された、適任でない人の集まり。』
(kemeのコメント)・・・そういう委員会、多いんですよね。現場意識が無かったり、無責任だったり・・・「事件は、会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」 by 青島刑事(踊る大捜査線)
現在の話題で言えば、臓器移植の倫理委員会、移植しなければ生きられない患者の目線で討論していない。責任逃れの医師の立場での議論しかしない。今、世間で問題になっている宇和島の病院で、病気で摘出したけれど、使える腎臓・・・たとえば、腎臓につながる尿管のガンで、尿管を摘出してしまうと、腎臓を残せなくなる、摘出する。でも、腎臓自体は元気。移植に使える・・・と言う例とか、腎臓ガンで、摘出した腎臓、転移を恐れて、摘出してしまう医師が多い。そんな腎臓でも、ガンの部分を取り除けば、使える可能性がある。ガンが再発する危険より、週3回、1回数時間の透析から逃れられ、1人で出歩けるようになるなら、ガンになるリスクも受け入れる患者がいる。ならば、捨ててしまう腎臓を再利用するのは、私は有りだと思う。万波医師もそう思ったから、苦しくて、人間らしい生活が出来なくて、今にも自殺しそうな患者を目の前にして、やむにやまれず病気腎移植をしたのかもしれない。
医師会や委員会は、臓器を治す事ばかり考え、患者の心や生活まで治すことを考えなかったりする。その結果、目先の病気だけとりあえず治したが、患者は自殺してしまった・・・なんてことになる。でも、自分には責任は無い、などとうそぶく無責任医師がいるのも事実。
以下、ニュースより・・・
http://topics.kyodo.co.jp/feature33/archives/2006/12/post_26.html
病気腎移植
2006年12月03日のニュース
「風評恐れ公表せず 万波医師インタビュー」

インタビューに答える宇和島徳洲会病院の万波誠医師 病気で摘出した腎臓の移植を続けていた宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(66)は3日までに、共同通信のインタビューに応じ、病気腎移植を公表しなかったのは「あの病院はがんの腎臓を移植するという話が独り歩きするのを恐れた」と話した。
5日に初公判を控え、病気腎移植が表面化する契機になった臓器売買事件については「巻き込まれたが、被告らに恨みはない」と述べた。
万波医師によると、前任の市立宇和島病院で1990年ごろに初めて手掛けた病気腎移植は腎がんだった。80年代以降、診断法の進歩で小さながんも発見できるようになり、がんを切除して腎臓を残す考え方が広まった。それでも摘出を望む患者がいることから、移植への利用を思い付いたという。
万波医師は「4センチ以下のがんは取って腎臓を本人に残しても問題ないという臨床的な根拠がある」と説明。経験上も、がんが再発したケースはないとした。医学界の理解を得てから実行に移すという考えはなかったという。
移植を受ける患者は免疫抑制剤を使うためがんになりやすいとの指摘もあるが、万波医師は「人間の体には異物を排除する力がある。免疫抑制剤を使ってもがん細胞は殺されるのでは、と考えた」と反論した。
どの患者に移植するかは、患者の生活や事情を考慮して自分で判断していたと説明した。
また、国の規制がなければ病気腎移植を今後も続けたいとの考えを示したが、禁止されれば「無視してすることはできない」と話した。
一方、宇和島徳洲会病院が11月26日、病気腎移植を受けた患者のうち2人は病名を知らされていなかったと発表したことに対し、万波医師は「それは絶対にない。本人に嫌というほど話した」と否定した。
・・・患者の、命がけの懇願で移植手術をした万波医師を、学会の先生方、マスコミ、司法は、こぞって非難している。だれかが始めなければ始まらないのに。
そうやって、過去には認められていなかった家族間の腎臓移植は、現在認められている。あの頃、無責任に非難し、犯罪人扱いしていた医師会や、マスコミの人たちは、認められた今、どの面下げて、生活してるんでしょうね?
新しいこと、今までと違うことをやろうとすると、必ず、足を引っ張る人が出てくる。おエライ人や、役人に、そんな保守的、保身的、世の中のためよりも、自分の既得権益死守・・・なんて人種が多いように感じる。
そして、友人ブログの名言引用続き・・・
またクインティリキスによれば、
『事を行うにあたって、いつから始めようかなどと考えているときは、すでに遅れをとっているのだ。』
(kemeのコメント)・・・私の、資格試験の勉強のようだ。いざ始めたら、もう、間に合わなかったり(^^;)
私は、たばこを吸わないが、禁煙しようとしている人も、同じかも。明日から禁煙だ、が、毎日続く。禁煙に成功した、知人の居酒屋社長、1日3箱吸っていたが、いきなり禁煙せず、たばこを吸う間隔を、5分延ばし、10分延ばし・・・と、だんだん間隔を開けていき、まず1日の本数を減らすところから始めていった結果、時間はかかったが、今は禁煙に成功したそうだ。
http://www.kaizokusen.co.jp/
さらに、映画『マトリックス』から
『道を知っていることと、実際に歩くことは違う。』
(kemeのコメント)・・・実際に歩かない、お偉いさんが、密室の会議室で決まりを作り、現場に「決まりを守れ!」と押しつける・・・法律も役人も警察も、会社組織の犬も。「決まりは決まりだ」と、お客の都合など、全く考慮しない。そんな現場に、たくさん遭遇してきた(-_-)
極めつけは、ルイス・ウィルソンの
『真の天分とは、並外れたことをするのではなく、普通のことを並外れてうまくやる才能のことだ。』
(kemeのコメント)・・・芸術家、発明家などは、前者かもしれない。でも、私たちの遭遇する仕事現場では、後者の格言は、かなり的を得ていると思う。
さっき、明石家さんまが、テレビで、
『人生に、ミスジャッジはない。ミスジャッジも含めて人生だ。』
と言っていた。なんか、深いような、でも矛盾してるような。・・・とりあえず、自分に降りかかったことを、「信じられない」などと、逃げるのではなく、しっかり受け止めて、乗り越えていこうってことか。
如何でしょう? 私はこれらの言葉がとっても気に入っています。
http://blog.livedoor.jp/blog_ksawada/
http://www.comnet-corp.co.jp/
(kemeのコメント)・・・生き馬の目を抜くような、激しい競争の、コンピューターソフト業界で起業、いままで、20年間、会社を続けてくる間には、いろんないやな場面や、危機的な場面に遭遇したであろう。それを乗り越えてきた手腕を持つ社長のお気に入り名言、私も参考にして、明日は、今日より少し成長した自分に会いたいと思います。
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