カテゴリー「学問・資格」の24件の記事

2010.05.31

加藤俊平先生の最終講義

東京理科大学時代に、大変お世話になった先生・・・
加藤俊平 東京理科大学名誉教授退官 ということで、昨日、最終講義&パーティが、大学近くの、神楽坂(かぐらざか) 日本出版クラブ会館で開催され、お世話になったゼミ生OBが、多数出席。
簡単に言えば、大学の同窓会に出席してきました。

加藤先生は、労働法、運輸政策の専門家、研究者。特に、「モーダル シフト」の日本の第一人者で、75歳の今でも、国土交通省の専門部会をまとめ、活躍されています。役人とケンカし、勲章も、いらん!と返したり、武勇伝も数知れません。学生運動、60年 安保闘争時代にも、暴れていたようです(^_^;)

本当に気さくで行動力のある先生で、私が東京理科大学の学生時代は、教養科目の先生としてお世話になっただけでなく、加藤先生が立ち上げた「公務員ゼミ」、「教員ゼミ」に、友人が参加していたこともあり、私も週何回か、研究室に出入りして、図書館代わりに化学実験レポートを書いたり、先生や友人と現状、将来について語ったり、フィギュアスケート・クラブの設立でもお世話になったり・・・今でも、社会人選手の私を応援していただいています。
学生部長として、大学の設備やシステムの改革も、先頭に立ってやってこられました。
専門科目の化学の先生よりも、ずっとずっとお世話になりました。

加藤俊平研究室は、学部を問わず、他大学から来る人さえもいるという、異文化交流的研究室でした。
来るものを拒まず、異文化を受け入れるという伝統が、後任の、金刺亮介先生にも受け継がれ、1979年頃から、脈々と続いています。

そんなお世話になった集団の同窓会に集まった仲間たちの集合写真・・・みんな、年取ったなあ・・・(^_^;)

20100530

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2009.12.22

文部科学省の「宇宙ワンダー」アプリ

 お堅いイメージの文部科学省が、そのホームページで、子供向け科学解説アプリを出している。
その名も 「○○ワンダー」
NHKの うんちく番組「ワンダー×ワンダー」の、子供版みたいな・・・

今回、深海ワンダー南極ワンダーにつづき、宇宙ワンダー
http://www.mext.go.jp/wonder/space.html
が出た。

 今回のワンダーは、主人公が、「種子島宇宙センター」を訪れ、生まれたばかりの人工衛星用のロボット「サテラ」といっしょに、ロケット打ち上げミッションに参加する、という動画解説アプリ。
糸川英夫博士のペンシルロケットから始まったロケット開発の歴史映像や、
地球の重力と釣り合い、地上へ落下せず、(人工)衛星となれる速度「第一宇宙速度
の解説等、大人でも、ちょっと、ためになりそうな内容も。

政府も、税金で こんなアプリをつくってたんだなあ・・・と、「へぇ~へぇ~」 な、 トリビア体験でした。

・・・民主党 蓮舫(れんほう)参議院議員に、事業仕分けでばっさり切られそうな(^_^;)

 でも、科学予算を、目先の費用対効果(コストパフォーマンス)をたてに、カットしないで欲しい。
科学、技術開発は、子育てと同じ。子供も、短期的に見れば、何も生み出さない、金食い虫でしかない。生まれて数年から十数年は、費用対効果は、マイナスである。たまに、癒しをくれるけど・・・。しかし、長い目で見れば、大人になって、いろんな物やサービスを生み出し、元が取れる。
科学も同じ。短期的に見れば、実験、開発は、ただの金食い虫。でも、それをしなければ、将来の効果は生まれない。今、アメリカの自動車ビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)が、破綻状態なのも、次世代の、低燃費、ハイブリッド、電気自動車開発をおこたり、目先の短期的な費用対効果の売り上げ業績ばかり追ってきたからである。
 スポーツだって同じ。目先は、何も生み出さないように見えるが、それをすることによって、長期的に見れば、心身ともに健康になり意欲も出て、結果、医療費を減らし、生産性を上げることができるのである。
 物事は、子育てと同じような、長期的視点で見ることも大切だと keme は思うのです。
企業の年功序列は、弊害もありました。だからといって、短期的な成果主義年俸制の会社がよいかと言えば、結局、単年度の売り上げばかりを追うことになり、成果が現れるのが遅い開発投資をしなくなり、ビッグスリーやリーマンブラザース破綻のような破滅の道をたどると思うのです。さらに、短期的成果主義は、自分の成果だけを追うこととなり、社内の助け合いがなくなり、足の引っ張り合い、上司(評価者)へのおべっか、手柄の横取りが起こり、会社全体がギスギスし、活力がなくなってしまいます。

・・・なんちゃって・・・かたいっ!(^_^;)

ps
このアプリ、古いパソコン(CPUが遅く、メモリーの少ないパソコン)だと、動画がまともに表示できないかも・・・けっこう重い(-_-)  Core 2 Duo や、Intel Mac クラス以上なら問題ないと思いますが。

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2009.01.26

蛇足とは

私は、ブログの書き込みでも、実生活でも会社でも、気を回しすぎて、
「蛇足」なことをしてしまうことがよくあります。ひとこと多かったり
・・・今で言う「KY」発言か?(^^;)

深く考えずに、「蛇足」・・・余計なこと・・・と生まれてこのかた使ってきましたが、
NHKテレビの「カンゴロンゴ
http://www.nhk.or.jp/kango/past/past013.html
によると、
中国の故事からきている四文字熟語「画蛇添足(がだてんそく)」
・・・を略して「蛇足」なんだそうだ。 へぇ~へぇ~(トリビア風)


画蛇添足 故事
昔、楚(そ)の国に、祭りをする者がおり、その使用人たちに大杯の酒を振る舞ったことがあった。この酒は数人で飲めば足りず、一人で飲めば余るくらいであったから、使用人らは相談して、蛇の絵を最初に描き上げた者が酒を飲むことになったが、最初に描き上げた者が調子に乗って足まで描いていたところ、他の者が描き上げ「蛇には足がない」と言い、酒を飲んでしまった。最初に描き上げた者は、余計なことをしたばかりに酒を奪われてしまったという故事から。

Dasoku

ps1 この書き込み(うんちく)自体が、「蛇足」でしょう!ってつっこみは勘弁してね(^o^)
ps2 念のため、「KY」とは、「(その場の)空気が読めてない」→「空気読め」→「Kuuki Yome」→「KY」
 という略語です。
 さらに蛇足で、2ちゃんねる掲示板的には「空気嫁」といいます

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2008.02.08

神が降りてくる

悪名高き、2ちゃんねる掲示板の、資格板
http://school7.2ch.net/lic/
を読んでいたら・・・

以下、掲示板引用(電気主任技術者試験の掲示板)


174 名前:名無し検定1級さん 投稿日:2007/11/17(土) 23:36:27
>>171
俺に電気神が降りてきたのは理論をクリアしたころかな。
どっかで理論さえクリアできれば電験をクリアできると聞いたので、
6ヶ月毎日2時間みっちりやりました。
そしたらあるときスーっとわかるようになりましたよ。
そのとき、ああ俺は電験受かれるんだって思いました。


175 名前:名無し検定1級さん 投稿日:2007/11/17(土) 23:48:19
電気神も階級が有るから困るのよ
電験第1種の電気神は全然降りて来ないんだよ
辛いよな


176 名前:名無し検定1級さん 投稿日:2007/11/17(土) 23:55:30
自慢にしか聞こえないんですかどwww


177 名前:名無し検定1級さん 投稿日:2007/11/18(日) 00:02:46
「神が降りてくる」っていい表現ですね。
勉強してると断片的な知識がつながって、
よく出来た「仕組み」の面白さが分かる瞬間があるよね。


178 名前:名無し検定1級さん 投稿日:2007/11/18(日) 00:20:06
ですよねー!
趣味でも何でも最初は楽しくないんですよ!
少し覚えてからが楽しくなるんですよ!
電気はその少しが少し少しで無いだけなんですよ!
でもやれば必ず「神が降りてくる」瞬間があるんですよ!
だから信じてやるしかないんですよ!


以上、引用おわり。


私にも、神が降りてくるように、日々資格試験勉強・・・ってのが、なかなか難しいんだな、これが(^^;)
徹夜仕事が多く、なかなか勉強できない、今日この頃、なんとか、仕事、趣味、勉強を両立できるよう、今年こそはがんばるぞ!


・・・今日は、久しぶりに、ブログを書いた。
これから、埼玉から仙台の友人のところへ、クルマ(スバルサンバー4WD)を運転して行ってきます。
明日から、3日間、冬休みをとったので。
悪天候でなければ、宮城県の北のはずれ、鳴子温泉郷の鬼首(おにこうべ)温泉、荒湯地獄へ足をのばし、雪山の中、スコップで、温泉を掘って、入ってくる予定です。・・・なんか、低気圧がいるなあ・・・(^^;)

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2007.07.17

豊島区「新」中央図書館開館

先日閉館した、豊島区(としまく)中央図書館、場所を変えて、サンシャインシティにほど近い、東池袋駅前に、「新」中央図書館として、オープンした。
http://www.library.toshima.tokyo.jp/info/20070716-2.html

ここは、開館時間が、朝10時から夜も10時までと、公営の図書館としては、夜遅くまで開いている。
パソコン持ち込み席も16席ある。LANケーブルを持ち込めば、インターネットにもつながる。
公営図書館で、自分のパソコンがインターネットにつながるとは、画期的! これで、モバイルスポットが、また一つ増えた(^^) 資格試験の勉強も、できるかな?
貸し出しも、ICタグで、自動貸し出しと、先進的。
私の時々行く、コナミスポーツクラブ池袋の近くでもあるし。さあ、利用するぞー(^^)/
Photo_50

住所  〒170-8442 豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル4・5階
電話番号  03-3983-7861  (゜∀゜♪
開館時間  平日 午前10時~午後10時
  土・日曜・祝日 午前10時~午後6時
休館日  第2月曜・第4金曜、年末年始(12月29日~1月4日)、特別整理期間
閲覧席数 208席
パソコン利用席  電子資料閲覧席 10、パソコン持込み席 16

最寄り駅  東京メトロ有楽町線東池袋駅6・7出口より直結、都電東池袋四丁目駅より徒歩2分、JR池袋駅東口より徒歩8分)
※専用の駐車・駐輪場はありません。なお、地下1階の「ライズシティ池袋駐輪場」は2時間まで無料

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2007.06.29

まわりくどい法律・・・日本語になってない(-_-)

・・・法律って、超!まわりくどい。参照に次ぐ参照で、次々、別の法律法令、施行規則、内規等を参照しないと、元の法律の具体的な意味がわからないし、現場的には適用できない(-_-) 
おいっ、役人! 元の法律を一つ読めば意味がわかる、まともな日本語の法律を、ちゃんと作れ! こんな、関連項目を整理しないで、つぎはぎ付け足し参照の連続じゃあ、わからないし、どうにでも解釈できちゃうぞ! 
もぉ~(`へ´)ぷんぷん by さとう珠緒
ブログ:http://ameblo.jp/tamao-blog/


ぷんぷんの内容は以下の通り・・・2ちゃんねる掲示板の「資格全般」板より、かなーり引用・・・

「電気主任技術者、管理現場兼任の条件、法律的根拠」(ちなみに常駐しなくていい条件も同じ)

・最大電力2000kW未満。(※)
・設置者(所有者)が同一(同系列)←いろいろ緩和措置があるが省略。
・選任されている勤務地or自宅から2時間以内
・不在時の代務者が指名されている。

(※)電力会社は受電容量が2000kW以上だと特別高圧受電にしてくださいと言って来る。
 つまり「2000kW未満」という条件は一般的に特別高圧受電ではないと解釈する。

常駐していない場合でも、設置改造等の工事期間中は毎週1回以上、
その他の場合は毎月1回以上点検執務する必要がある。
一回の執務時間は4時間以上。
事故発生、官庁検査等の場合は随時、執務することが決められているよ。

当然、保安規程を定める仕事もある。

その、根拠となる法律、法令は・・・

電気事業法 第43条を参照。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S39/S39HO170.html

詳細を記した「施行規則」を確認する。
電気事業法施行規則 第52条第3項を参照。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H07/H07F03801000077.html

上記の「ただし」以降の解釈について「内規」を確認する。
主任技術者制度の解釈及び運用(内規) 4を参照。
http://www.nisa.meti.go.jp/text/denanka/180626-2.pdf
4の(1)の○3のロに注目
「規則第53条第2項第5号の頻度」とある。

上記の「規則第53条第2項第5号の頻度」を確認する。
電気事業法施行規則 第53条第2項第5号を参照。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H07/H07F03801000077.html
ここに、「申請事業場の電気工作物の点検を、別に告示する頻度で行うこと・・」とある。

上記の「別の告示」を確認する。
経済産業省告示第二百四十九号 第四条(点検頻度)参照。
http://www.nisa.meti.go.jp/safety-chubu/denryoku/20030701kokuji.htm

主任技術者選任届出の運用例
http://www.nisa.meti.go.jp/safety-kinki/denryoku/jikayou/01shunin/sennin.htm

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2007.02.14

英語を、それらしくしゃべるコツ

響きのあるボイスで、J-Wave のDJ(ナビゲーター)として一世を風靡し、現在、私の好きな番組、NHK「英語でしゃべらナイト」のDJナレーションをやっている、クリス・ペプラーさんによると、
「日本語をしゃべる時の動きは縦揺れ、英語のジェスチャーは横揺れ」
そう言えば、ルー大柴も、腕を広げ、横揺れジェスチャーで「HEY!」などとしゃべって、英語っぽく(キザっぽく?)なってるよなあ(^^;)
「どうもどうも」と縦にうなずくのは、外国人から見たら、日本語の特徴的なところなんだそうだ。

他のコツとしては、右脳でマスター・・・聞こえたとおりにしゃべる。What time is it now? は、「掘った芋、いじるな」でOKだそうで。
マンガ(日本マンガはたくさん英語版が出ている)、英語吹き替えの日本映画(寅さんの英語吹き替え版など、勉強になる)、音楽のコピー(ビートルズ、カーペンターズ・・・)等も効果的。文法的に正しい発音ではなく、聞こえた通りに、略したりつなげたり。
音楽でもそうだが、聞くだけじゃなく演奏することも、身につける近道。

・・・それにしても、彼のDJはカッコイイ!
DJといえば、昔、FEN(米軍向けのラジオ局、AM 810MHz)で聞いていた、ウルフマン・ジャックを思い出す・・・
テンポのいい、抑揚の大きなダミ声のしゃべりだった。

英語でしゃべらナイト
http://www.nhk.or.jp/night/

クリス・ペプラー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC

ウルフマン・ジャック
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF

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2006.11.29

いじめの対処方法は

いじめ問題の対処方法

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民間(リクルート)出身、東京都杉並区立和田中学の藤原(ふじはら)和博校長
http://www.wadachu.info/koucho.html
http://www.yononaka.net/
の場合。(「さだまさし」に、似てるっ!)

 学校に、クラブ活動、課外授業など、いくつもの、保健室代わり・・・授業モードでない空間をたくさんつくり、地域の人たちを導入する。子供の逃げ場所・・・保健室代わりになる空間をつくる。そこで、人生相談など、気軽にできる雰囲気をつくる。そうやって、いじめの発生を早期に知る。
 いじめが起きたら・・・もし、5人の関係者がいたら、呼んで、個別に5人の先生が別の部屋で話を聞く。先生たちが、実際に何が起こったかを全部、多面的に話し合いを持って、認識する。その上で、どういう形で対処するか・・・
生徒を呼んで、注意すれば済むのか? それとも、親を呼び出すのか? それは、一人一人呼び出すのか? 全体を呼んで、話し合いを持たせるのか? ・・・そう言うことを決めていく。
教師は、子供たちとの話し合いを通じて、いじめがいかに人の心を傷つける行為か、と言うことを、時間をかけて伝えていく。話し合いは、いじめをやめるまで、何回でも繰り返し行う。
人間が集まって、集団生活をしていると、どこでもいじめは発生する。それは、大人の社会でも、その鏡である子供の社会でも。だから、いじめをすべて無くそうというのには無理がある。いじめが起こったときに、早く発見して、どう対処するか、ノウハウを蓄積していくことが大事である。いじめについて、子供たちが話しやすい学校にすること。
いじめに悩んで自殺した子供の遺書を読みながら、いじめについて考える授業を行う。




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ヤンキー先生 吉家弘介さん
http://www.yoshiie-hiroyuki.com/
の現場教師としてのやり方。

 休み時間の教室を見る。そうすると、必ず発見できることがある。
昨日まで元気だと思っていたのに、一人で休み時間、ぽつんと机に座っている。何かがなければ、そんな状態は起こりえない。
「今日、休み時間、ちらっと先生覗いたら、一人でポツンと元気なさそうに座っていた。それがすごく気になっちゃってね・・・」
などと、生徒に話してあげる。もしも、トラブルがあったなら、「あ、先生、気づいてくれたんだ」と話してくれる。
数人の加害者が出たら、まず親に電話します。
「今日は、きっちりとやらせてもらいます。半端では済まされませんよ。この問題は、入学式の時、あなたたちにも言ったはずだ。いじめは絶対に許さない、と言ったはずです。ご理解ください!」と。
親の承諾を取った上で、1対1で、徹底的に、加害者と向き合います。
子供たちって、過ちを犯したとしても、大人が思ってるほどバカじゃない。本気で思いを届けたとき、それは、絶対理解してくれるもの。理解するまでに、個人差はあるし、気迫も必要なときだってある。しかし、最後には理解してくれます。ボクが悪かったと。
いじめた子供たちが反省しただけでは、対応は終わらない。見て見ぬふりをした子供たちにも問いかける・・・
「見て見ぬふりをするということは、いじめそのものなんだ! おまえたちは、いじめに荷担した人間なんだぞ!」
と。見て見ぬふりをした子は、いついじめっ子に変わるかわからない。いじめを見て笑ってた人たちがいる。そう言う子に対して、徹底的にメスを入れる。そうすると、多くの子は「やっぱり、いじめはいやだった。からかってるのいやだなと思った。じぶんがされたらやだなと思ってた。でも、いやだって言ったら、今度は、自分がいじめられるんじゃないかって。やっぱり怖くて、声を上げられなかった」と、誰もが言います。いじめが素晴らしいなんて思っている人は、実際には一人もいない。そこで、具体策を出してあげなければならない。
「今日、この瞬間から、同じ思いを持つ5人の仲間を集めるんだ。5人の仲間と、この問題について話し合うんだ。そっから始めよう。5人という数字は、1つの大きな勢力になるんだ。」 
そうすると、3人の人間を核として、グループを作ると、それだけで、15人。クラスの約半分になる。その時、いじめはもう起きません。仮に、からかいが起こったら、すぐ他人の耳に入ります。そして、その15人が「やめてよ!」と言う形のアクションを起こしてくれる。
こういう取り組みを通して、事態が深刻になる前に、いじめを食い止めることができるようになった。
いじめは起こるかもしれない、それに対して、大丈夫だ、いじめが起こったって、戦えるんだ、一人でなく、一緒に戦えるんだという空間を作ることが、大切。


今のいじめは、ケータイ電話や、インターネット、2ちゃんねる掲示板を使うなど、大人に見つけにくいところで行われる。
子供たちの様子が、いつもとちょっと違う、と言う姿を、いち早く見つける環境を作ることで、早期にいじめを見つけ、いじめている子、笑ってみている子を、徹底的に指導することが必要。深刻になる前に。




PS 上記のように、いじめと真っ正面から取り組んでいる先生方がいる一方で、私の地元では、学校や教育委員会、市長までもが、いじめ自殺隠しだ(-_-)

新聞報道によると、
「北本の中1自殺:いじめ調査依頼伝えず 市教委、県提出の書類に書かず /埼玉」
 北本市で昨年10月、市立北本中1年の中井佑美さん(当時12歳)が自殺した問題で、両親がいじめの可能性について学校に調査を依頼した事実が、同市教委から県教育局に伝えられていなかったことが27日分かった。同局は先月、県内で04~05年度にあった公立中高生の自殺20件のうち、遺族からいじめの調査依頼があったケースは「ない」と公表していた。【高本耕太】
 佑美さんの両親によると、死亡した昨年10月11日の翌日から再三、学校や市教委に真相究明を訴えたという。しかし、市教委は同年12月に同局に任意提出した「事故報告」に両親から依頼された事実を記載しなかった。
 このため同局は、佑美さんを含む自殺20件のうち「いじめを主たる原因とする自殺」の報告はないとし、遺族からいじめの可能性について調査依頼があったケースも、事故報告に基き「該当なし」と発表した。
 高山次郎・同局生徒指導室長は27日の記者会見で「依頼の事実は報道で初めて知った。市教委から報告は受けていなかった」と述べた。一方、同市教委の針谷紀子・学校教育課長は「事故報告は事実のみを報告する様式。遺族からの問い合わせうんぬんは記載しない」として、調査依頼の報告は義務付けられていないとの立場を強調した。
 佑美さんの父紳二さん(56)は、関係機関同士の実態把握や情報伝達の欠陥を指摘し、「(いじめが)なかったことを前提にするから、隠そうとするのだろう。バカにされた気持ちだ」と行政側の対応を批判している。

毎日新聞 2006年11月28日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20061128ddlk11040585000c.html
http://www.saitama-np.co.jp/news11/25/16x.html


住民掲示板の書き込みより・・・
私たち住民は、この先いじめを否定する市長や教育関係者がいて、イジメで人を死に追いやった殺人犯にも等しい生徒達を野放しにしている町の住民として後ろ指さされる事になるんでしょうね・・・


臭いものに蓋をして、問題と真っ正面から向き合わない、責任逃れな税金泥棒の小役人、公務員たちが、身近にも・・・。

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2006.11.05

履修不足高校問題、決着?

「高校生卒業の危機?」
http://figure.cocolog-nifty.com/keme/2006/10/post_eef7.html
その後の動き・・・
結局、11/1 の時点で、必修科目の一部を教えず、代わりに受験科目を教えていた履修不足高校は、540高校83743人に。どんどん増えていく・・・全国の1割の高校だ。大学受験前の微妙な時期に、文部科学省は、どう対応するのか?
「生徒には瑕疵(かし:落ち度)はない」と言って、自殺した校長先生も出た。
熊本県以外のすべての県で行われていた。熊本県の教育委員会が、唯一、履修内容チェック制度が働いていた。 結局、政府がもめながら打ち出した解決案・・・
「未履修70時間までの学生は50時間の補習、それ以上未履修の人は、プラスレポート提出」で単位をあげようという、文部科学省(必修なのだから規定時間履修しろ!)と自民党(生徒にはなんの落ち度も無いし、受験直前の微妙な時期なのだから時間を減らせ!)の折衷案(妥協案)で落ち着きそうだ。
 いじめ自殺多発問題についても、教育委員会は、「1999年から、イジメは1件も起きていない」などと、事なかれ隠蔽体質。
人事権すら与えられていない、中間管理職の校長先生ばかりが表に立たされ、責められるが、その上司にあたる教育委員会が、「臭い物にはフタ」体質なので、正直に情熱を持って教育に取り組む現場の教師は、評価が低くなる・・・教育は、無責任な隠蔽体質で前例主義な役人に任せていると、とんでもないことになる。

民間出身の中学校長先生でおなじみ、藤原 和博さん、ガンバレー、教育改革だー! 民間感覚のない、ねぼけた教師をたたき直せー!
http://www.wadachu.info/koucho.html
「よのなか」科 授業など、大人の私も受けてみたい・・・
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20060509us41.htm

「夜回り先生」でおなじみ、水谷修さん、自分は、悪性リンパ腫に冒され、余命を削りながら、繁華街を夜回りして、生徒たちのいじめ、リストカットやドラッグ、ひきこもり、自殺問題などと、真っ正面からぶつかっている。今の、大多数の公務員先生たちなら、教育委員会の顔色をうかがいつつ退学させて終わり、臭いものに蓋、で終わらせるであろう中、こんな命をかけた熱い先生が、もう少しいれば、日本の教育は、劇的に変わるだろうなあ。
http://www.sanctuarybooks.jp/mizutani/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E8%B0%B7%E4%BF%AE

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2006.11.01

失敗学・・・真のベテランとは

NHK教育テレビ 知るを楽しむ この人この世界 「だから失敗は起こる」の再放送を見た。
講師は「失敗学」の権威、新宿の工学院大学 畑村洋太郎教授。
ピンと来たので、番組を見ながら要点を書き出してみた・・・せっかくの休日に、私は何をやっているんだろう(^^;)


「偽(にせ)のベテラン 真のベテラン」

「偽のベテラン」
 決まり切ったこと、決められたことをやるだけ。失敗の経験をほとんどしていない。自分はちゃんと決められたことをしているからいいんだ、と錯覚している。うまくいくやり方だけしか出来なくなる。少し条件がかわっただけで事故がおきる。いまやっていることしか考えず、見ることもできない人が活動するようになる。非常にひ弱な組織になる。その時、思わぬ外からの外乱が加わると、破滅がおこってしまう。
マニュアル通りにやることしかできない。考えないでマニュアル通りにしかできない。でも、見かけ上、うまくいっている場合が多い。決まり切った形でやると、失敗のもと。

本来、マニュアルというのは、生産や活動をするのに絶対必要なこと。過去にやった、いろんな事柄が集約され、いちばんいい知識がマニュアル。なのに、マニュアルに従ってやっているとまずくなってしまう。参加する人が、マニュアル通りにやるだけで考えなくなるから。=偽ベテランになってしまうから。

「真のベテラン」
 常になにか起こったときの仮想演習、危機管理、をしていて、臨機応変に対応できる。自分で判断、自分で試して、毎回、頭の中に、科学的な理解を作りながら、新しい全体像を作り直すということをやる。

(例)シンドラーエレベーターの事故
偽ベテランは、「じゃあ、エレベータの事故をなくせばいいんですね」となる。
そうではなく、エレベーターの事故とはどんなものなのか? エレベーター事故の起こる背景にある、経済的なカラクリはどうなっているか? 製造者とメンテナンス会社との関係はどうなっているのか?というところに着目しなければいけない。背景も含めて、幅広くエレベーターの事故を取り扱うといい。

真のベテランは・・・失敗をどう理解し、どう対応するか? 自分の仕事の場合、どんなことを想定しなければいけないのか? そういうことを、自分で全部作り上げていく学び方をしている。決して、どっかでできあがった物を持ってきて、上手にそれに倣ってやりなさい、なんて、要求をしない。

人間が新しい物をつくるプロセスには法則性がある。
「頭にあるものを一度全部吐き出し、表出し、関連を見ながら全体を構築していく」
現在の学校や企業の知識詰め込み教育とは、ずいぶん違うやりかたである。
個が独立して、一人ずつが考え、出来上がった物を集団として共有する、という考え方でないと、本当に力強くて、豊かな社会(組織)にならない。
それをしない教育、研修は、必ず形骸化し、出来上がった形だけを追いかけるようなものになってしまう。・・・ステレオタイプ・・・決まり切った形でやるようになると、それ自身が様々な失敗を生み出す元になっていく。これを防ぐには、自分で考え、自分でつくる、ということが、一番大事である。


(例)2004年3月26日の、六本木ヒルズでの回転ドア事故
6歳の男の子が回転ドアのすきまに頭をはさまれ死亡。もし、センサーが働かなかったら、壊れたら?ということなど考えられていなかった。
「安全なドアを作ろう」なんて、そういうぬるいことを目標にするな!たとえ、壊れたり誤作動したりで挟まれてしまっても危なくない、危なさのないドアを作れ!
「利便だけを受けていて、危険を負担しないような社会はおかしい。」そう考えると、いろんなことをやらなくてはならない・・・。
自分で考え、自分でつくるうち、誰もが真のベテランになれる。

「真のベテラン」へのプロセス・・・
失敗する→自分の目で観察(なぜ失敗したか)→自分の頭で考え(同じ失敗を繰り返さないためにはどうすればいいか)→自分の体で行動(失敗を解決、克服)→自分で結果に責任を持つ→自分の力になる→真のベテランになれる

一度このプロセスを通ると、自分の頭の中に、そういう考え方、やり方ができあがる。人からもらった物ではなく、自分で作った物。だから、一生使えます!
たとえれば、自転車に乗る事は、一度乗れた人は一生忘れない。それと同じように、自分で獲得した考え方、体の動かし方は、一度身につけば、一生使えるのです。
日本は、自分で考える前に、どこかにお手本があって、これをやればいい、さもなければ、これをやらなければいけない、ということだけ考え、それを上手に実現することで、大きく発展してきた。そのため、自分で考えるよりは、どこかのだれかが作った基準なり考えに、上手に倣っていくこと、取り入れることが、豊かな社会をつくるんだという、間違った考えの方向に動いてしまっている。


(例)みずほ銀行決済システムトラブル
3行が合併し、みずほ銀行が発足したとき、決済機能のシステムがダウンし、引き落としが出来なかったり、2重に引き落とされたりが頻発した。
全体を見ない、再構築しないで、3銀行の今までのプログラムへの付け足し、建て増し設計のツケが吹き出した。
決済機能が命の銀行で、あまりにもずさんな管理。自分で考え行動しない「偽ベテラン」のマニュアル人間が上に立つと、こんな事が起こる。
トラブル仮想演習をやらなくても、いままでうまくいっていたからとマニュアル通りやっていたから、こんなトラブルがおこった。


「自分の目で観察しなさい。自分の頭で考えなさい。自分の体で行動しなさい。結果に自分で責任を持ち、自分はどう動けばいいか、考えればいいかを、自分で作りなさい!そうすれば、必ず、真のベテランになれます」 by 畑村洋太郎

http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200609/monday.html

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