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2011.05.06

サンデル教授の白熱授業メモ

NHKで、たまにやっている、
マイケル・サンデル教授白熱授業は、毎回、答えを選ぶのが困難な、
究極の選択を提示し、考えさせてくれる。

今回の東日本大震災を授業のテーマにしていた時の番組を見ながらのメモを、備忘録としてアップ。

「マイケル・サンデル究極の選択」…大震災後の世界をどう生きるのか?


命の危険がある事故原発復旧作業の人員を、ボランティアでまかなうべきか、
相応の報酬を支払って雇うべきか?


原子力発電、今後、2つの選択がある。

1)たとえ生活レベルを落としても、原発に頼らない

2)極力原発の安全性を高め、リスクを承知で、使い続ける

ここで、生活レベルとは何か? 昔に戻るとは何か?

夏にエアコンは一切使わない・・・都会の夏のコンクリートジャングル、窓の開かない高層ビル、
室内は、40~50度にも達する。
体の弱い人は死ぬ。そんな環境で仕事どころではなくなる。
エレベーターを使わず、何十階もの階段を上り下り。

それだけでなく、昔に戻るということは、人工呼吸器や透析などの、
電気を食う生命維持装置を
使わないで、何年、何十年と延命せず、自然に任せ死んでいくことをも意味する。

昔に戻る・・・人が進むことをやめてしまうこと?
火を使うこと、自動車を使うこと、飛行機を使うことは、最初は命がけの非常に危険なことだった。
でも、そのリスクを乗り越え、安全対策をして、今では便利に使っている。
それなしでは、現代社会の経済活動は、考えられない。
原子力もそういうものかもしれないし、そうでないかもしれない。
飛行機に乗るリスクと、原子力を使うリスクは、違うものなのか?
原子力が環境に厳しく、石油、天然ガスが、環境にやさしいとは言えない。
他の代替エネルギーは、現状では電力は、まかないきれない現実。

自分は危険を背負いたくないが、利益だけは受けたい・・・
という、身勝手な原発反対派もいる。


アフガニスタンやバングラデシュなど、援助を必要とする貧しい国からの救援援助もあった。
日本と緊張敵対関係にあった国の援助もあった。

価値観、倫理、私たちはどう生きるべきか?

昔より拡大した、コミュニティの意識
ネットの発達で、地球のあらゆる情報や映像が得られるようになった。
それを見て、どこまで共感できるか?

家族のコミュニティ、親戚のコミュニティ。地域、国、地球・・・
どこまでの範囲のことを自分のこと、身内のこととして捉えられるか?


以上、難しいので、時間がたってからこのメモを読み直し、考え直してみよう・・・

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