今日の格言>偉い人が言う事は
「偉い人が大きな声で言う事は信用できない」 (田原 総一郎)
上が言うから、上司が言うから、偉い人が言うから、決まりだから・・・
そんな言葉で、現実に合わない建前を押しつけて、自分は正義だと
威張っている人種がいる。
なぜ? どうして? なんのために?・・・を考えずに、上が決めた
決まりや建前を、下にむりやり押しつける人がいる。
そうならないよう、自分で考えて行動できる人に私はなりたい。
出典:
明日(8/15)の終戦記念日に向けて、ジャーナリストの田原総一郎さんが、
ブログに投稿した強烈な終戦の体験文を読んで
・・・以下、そのブログ投稿文。
・・・1945年8月15日、これが僕(田原総一郎)の原点である。
僕は小学校の5年生だった。
5年生の1学期まで先生や校長先生や偉い人は皆、
「この戦争は侵略国、米英に対する正義の戦いである」
と毎日のように強調し、
「君らは、天皇陛下の為に死ね。大東亜共栄圏の捨石になれ」
と教えられた。
ところが、夏休みに戦争に負けた。
すると、同じ先生達が2学期には
「日本の戦争は侵略戦争だ。戦争を起こした人間達は犯罪者だ」
と一説した。
価値観が180度変わったのである。
先生に
「5年生の1学期まであの戦争は正義の戦争だったのではないか」
と言うと、先生は
「そんな事は絶対口にするな。
日本は悪い国なのだ、そう思わないと君らの人生はないぞ」
と言われた。
この時から
「偉い人の言う事は信用できない、
特に偉い人が大きな声で言う事は信用できない、
世の中の常識は信用できない」
と思うようになった。
これが僕の原点だ。
その事が、僕がジャーナリストとしての
道を選んだ要因になっていると思う・・・
以上、引用終わり。
天皇陛下のおことばだから、大本営の命令だから、上官の命令は陛下の言葉と思え・・・などと
玉砕、特攻、自爆、という名の自殺を強要した、殺人鬼 大日本帝国、大本営の手先だった人たち・・・
意味も影響も、何も考えずに
「決まりは守れ!」 「上司の言うことは、すべて正しいので従え!」
みたいな自分で考えられない、上の言うことを押しつけるだけの人種が集まったら、
また戦争さえ起こってしまうかもしれない。
NHKでは、終戦記念日付近な今の時期、
「玉砕という名の理不尽な自殺の強要」
の歴史を特集番組で、いくつもやっています。
玉砕の生き残り、「ゲゲゲの鬼太郎」作者の水木 茂さんも、
いろんなところで、語っています。
来週は、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でも、
水木さんのラバウル島での玉砕体験について、「戦争と楽園」と言うテーマで放映されるようです。
終戦記念日を前に、今日から夏休みで時間ができたので、ちょっと考えちゃいました。
田原総一郎さんや、竹村健一さんには、物事を、別の視点からも見なくちゃいけない、
マスコミ(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)や世間の噂、偉い人の言うことを頭から信用してはいけないことを、
私が高校生の頃から教えられました。
「竹村健一の世相講談」、「竹村健一の世相を斬る」
「朝まで生テレビ!」、「サンデープロジェクト」
各著書などなどで・・・2人とも、もう30年間も(一方的に(^_^;)私の先生になっています。
もちろん、彼らの言うことがすべて正しいとは思っていません。
特に田原さんは、相手をわざと怒らせて、平常心をなくさせ、本音を引き出す荒技などもたびたび使っていますが・・・(^_^;)・・・相手(ゲスト)にむやみに迎合しない姿勢は、当時は珍しかった・・・
今日から5日間、夏休み(^_^)
うち、3日間は、八丈島で、亜熱帯の海と山を体験(^o^)
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