もったいない って?
「もったいない」
会社勤めをしていると常々思います。
「整理整頓」の美名の元、まだ使えるものだろうが、新品だろうが、なんでもかんでも捨ててしまう。
必要なものと、そうでないものとを、選別する能力のない上司が、どうせ会社の物、自分のものじゃないんだから、とばかりに
「見苦しいから捨てちまえ!」、「あれ、邪魔だから捨てといたぞ」などと。
捨てるのは簡単だが、捨ててしまったためにそれが無くて仕事が滞ることがとても多い。
(私は、工事、修理、整備が本業なので、部品や工具が無くて、探している無駄な時間が特に多い)
現場で、実際の実務をやる者は、とーっても困っています。
今の円高デフレスパイラルな不景気の中、一度捨てると、必要となったとき、
なかなか買えません。
電球1個から、「相見積もりを複数の業者からとり、発注願いに上司の上司の上司まで承認印をもらって・・・」
てな感じで時間がかかり、入荷までの1ヶ月間、電球が切れっぱなしとか・・・ケチケチケチケチと
・・・も~ぷんぷんっ! (さむ~い死語)
目先の支出の節約のために、膨大な時間と生産性が犠牲になっています。時間はタダだとばかりに。
もったいない(無駄)とは、お金(や時間)をたくさん使うことではなく、人や物が「もったいない状態」・・・有効活用されていない状態・・・に陥っていること。単に「ケチ」になればいいわけではない。人や物の能力や個性が会社、社会に有効に還元されるよう、その仕組みを作ることが「無駄を無くす」こと。
お金を使っても、それ以上のリターンがあれば、それは無駄ではない。ケチケチして、最初のお金(投資)までも出さなければ、リターン(利益、恩恵)もない。目先の支出カット(ケチ)が、将来の大損につながったりする。
税金を払うのも、今までは、もったいなかった。無駄な使われかたをしている部分が多かったから。
今回の、新しい民主党政府による「事業仕分け」で使い方が公開され、「目先でなく」(ここ大切。試験に出ますよ(^o^)、将来的に必要ない支出はカットした上で、納得、信頼できる使い方をしてくれるのであれば、もったいないとは思わないし、その結果としての必要な増税も構わないと思う。
たとえば、税金で国民が雇っている(ことになっている)警察官。盗難、犯罪捜査はないがしろにしておきながら・・・私の盗まれたバイク、真面目に探してくれ~・・・安全とは関係ない、無駄な交通違反や駐車違反の取り締まりに、税金が投入されていることに、憤りを感じます。禁止の前に、取り締まりの前に、違反をしないでも済むように・・・駐車場、駐輪場の整備、誘導等に、時間と金をかけて欲しい。東京では、バイクで銀行へ行き、邪魔にならないところに5分止めて、ATMでお金をおろしている間に、駐車違反で9000円(クルマなら15000円)持って行かれてしまう。いきなり取り締まる(駐車違反反則金を請求する)前に、まず、駐車場への誘導や整備だろう。順番が違うよ。
・・・だんだん、日頃の愚痴になってきてしまったので、このへんで。
MOTTAINAI
http://www.mottainai.info/
もったいない とは
もったいない(勿体無い)とは、仏教用語の「物体(もったい)」を否定する語で、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表している・・・
もったいないばあさん日記
http://mainichi.jp/enta/book/mottainai_ba/archive/
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