日本スケート連盟 元会長逮捕？

10/3　とうとう、私も所属する、日本スケート連盟の元会長　久永勝一郎氏ら３人が、背任容疑で逮捕された！(@_@)

以下、新聞記事引用・・・

「スケート連盟元会長を逮捕」
　日本スケート連盟（東京都渋谷区）の幹部による不明朗な会計処理問題で、警視庁捜査二課は三日、連盟の資金約五百八十万円を不正に支出したとして、背任容疑で元会長久永勝一郎容疑者（75）＝東京都練馬区＝と元専務理事松本充雄容疑者（69）＝長野県諏訪市＝ら計三人を逮捕、同連盟や自宅など約二十カ所を家宅捜索した。
　久永容疑者は「不正に経費を水増しして捻出（ねんしゅつ）し受け取ったのは間違いない」と供述。ほかの二人も容疑を認めているという。
　今年三月、不明朗会計が発覚したのを発端に不祥事が続出し、理事八人が引責辞任する異例の事態となった問題は、二〇〇四年までの六年間会長を務めた久永容疑者らの刑事事件に発展した。
　ほかに逮捕したのは、日本スケート連盟の委託を受けてフィギュアスケートの大会に参加する役員や審判員らの宿泊先などを手配していた東京都渋谷区の旅行会社役員中林篤治容疑者（56）＝横浜市神奈川区。
　捜査二課は、この旅行会社に実際より多く経費を請求させる手口で、久永容疑者が退任する〇四年までの約四年間で、計約四千万円を還流させていたとみている。
　久永容疑者は十数人の理事らに年二回に分けて「通信費」名目で分配、約一千万円は個人のマンション管理費に充てるなど私的に流用していたという。
　調べでは、久永容疑者らは〇二年三月に長野市で開かれた世界フィギュアスケート選手権大会で、中林容疑者が役員を務める旅行会社が業務委託を受けて運営にかかわった際、経費を水増し請求させ、同連盟に約五百八十万円の損害を与えた疑い。同連盟は三日、背任容疑で久永容疑者らを告訴した。
　久永容疑者は同年四月下旬から八月中旬に数回にわたり、中林容疑者から現金を受け取っていた。
　日本スケート連盟をめぐっては、久永容疑者が委員長を務めていた国際事業委員会が九八年から二〇〇〇年にかけ、規定にない「通信・事務運営費」として委員十二人に計約二千三百万円を支給。同容疑者の関連企業が大会の賞品や記念品を仕入れ、納品する際に差額を収益としていたことも発覚している。

http://www.daily.co.jp/newsflash/2006/10/03/0000128256.shtml

久永さんは、いわば、昭和の旧政治家タイプ。親分肌で実力もあり、仕事はできるが、ワンマンで、金には汚かった。田中角栄タイプか。製薬会社（日本レダリー）の元社長としての手法で、スケート連盟も、牛耳ってきたってことか。
でも、久永さんは、私が国体に出場したとき、「おお、次も期待しているよ」などと声をかけてくれたりして、個人的には、悪い印象ではなかった、というか、選手の私にとって、当時は恐れ多く、雲の上のお方だった・・・
今日のフィギュアスケートブームの基礎を、その政治力、根回し力、金力で世界的に作ってきたのも久永さんのおかげ、一面では、フィギュアスケートの功労者とも言える。別の面では、自分に異を唱えるものは、ばっさばさ、切り捨て、独裁的だった面もあるが。

とりあえず、橋本聖子新会長には、スケートリンク閉鎖ラッシュを食い止めていただき、選手の練習場所を確保してほしいです。