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2006.05.31

駐車違反取り締まり方法変更に!

明日、6/1 から、駐車違反の取り締まり方法が変更になる(改正道路交通法施行)。
30分の現認猶予なしで、運転者がクルマを離れたら、すぐ、駐車違反をとられてしまう。民間委託の駐車監視員(みなし公務員)が、デジカメ記録し、違反ステッカーを作成、ぺたっと貼られた時点で、駐車違反成立!ただし、貼る前にクルマに戻れれば、注意のみ、だそう。急いで戻らなくっちゃ(^^;)
駐車違反の運転手が出頭してこなければ、登録所有者に、「放置反則金」の反則金納付書が送られる。会社の車や、レンタカー、リース契約の車などは、たいへんだ。ただ、その場合は、減点なしとか。所有者=運転者の場合は、駐車監視員がいなくなったところで逃げちゃえば、反則金は請求されるものの、減点はなし。減点が無くなる分、逃げ(出頭しない)得なのか? 反則金を払わなければ、車検も通らなくなる。
宅配業者なども、大変!! 配達地域に駐車場をいくつも借り、そこから、台車やリアカー等で、時には何キロも歩いて配達となるようだ。配送業の効率が、極端におちてしまう。もしくは、人件費を2倍かけて、配達でクルマを離れる時も、もう一人が乗っている状態にして、「運転者がクルマを離れたら」という状態をつくらないようにするとか。法律は、現状に合わせて柔軟に運用してほしいものだ。「違反は違反だ!あんただけの事情なんて聞いてられないんだよ!なに?文句あるのか?反論するのか?公務執行妨害で逮捕だ!」なんて、検挙ノルマ稼ぎのため、権力をふりかざした、いやーな取り締まりは断じてやって欲しくない。
 なぜ、駐車違反が発生するかを考えれば、行政が都市計画の段階で、クルマ社会を見越した駐車場確保を義務づけてこなかった怠慢行為からなのに・・・駐車違反をしなくても済む都市づくりをさぼり、取り締まりばかりしたって、それは、反則金稼ぎにしかならない。反則金で、約1000億も稼いでいるケーサツ・・・日本のドライバー人口で割れば、どれだけ、稼いでいるかがよくわかる。そんなに、悪質ドライバーがたくさんいるはずはない。本来の目的である、交通安全から逸脱した現状に合わない取り締まりが多数・・・
都内では、ごく1部、「30分以内の駐車は無料」な駐車場が作られたが、たった、30カ所程度では、間に合うはずもない(-_-)

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/project/gaiyo.htm

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4796645780/503-7506582-3186353?v=glance&n=465392

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