スケート場を無くさないで！

スケート場閉鎖ラッシュに、スケート関係者は、心を痛めている。
私もその一人だ。
現状を、友人のブログから、コピペ（コピー＆ペースト）。

以下、引用・・・
「スケート場を無くさないで！」
http://cyberfigure.at.webry.info/200603/article_1.html
2006 ＭＡＲ／４（土）夜のＴＢＳブロードキャスターで荒川静香選手の元ホームリンクである仙台のリンクが閉鎖されることが報道された。荒川選手自身が会見で訴えたことに端を発するものだ。番組内では、幼いスケーター達が行政に涙ながらに訴える姿が映された。キャスター達も今こそ行政も政治家も反応すべきだと伝えた。
私も昨年ＮＨＫが番組を作る時にもそのことを訴えたし、同番組に出演した木谷氏も訴えている。「フィギュアスケートの魔力」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4166604139/503-7506582-3186353?v=glance&n=465392
の中でも訴えられている。

１９８５年には全国に９４０箇所もあったスケート場が今ではたったの１７９箇所であり、フィギュアスケート選手の育つ、或いはプロコーチが生活できる通年営業のリンクはたったの２５箇所しかない。実は日本には多くのコーチ志望者がいるが生活が成り立たない。リンクが少なく、１つのリンクでそんなに多くの選手が練習できないからだ。

冬季五輪のメダルが１つしか無いと嘆くより、涙して訴える少年少女の為に練習する場所を提供してもらえないのだろうか？千葉にできたアクアリンク千葉のようにゴミ処理施設と併設することで一石二鳥の施設だってできる技術が確立されたのだ。今こそ普及させてほしい。
http://cyberfigure.at.webry.info/200508/article_9.html
ｂｙ　原ちゃん＠サイバーフィギュア

以上、引用終わり・・・

私も、閉鎖ラッシュを肌でひしひしと感じ、リンク閉鎖で、選手やコーチをあきらめざるを得ない状況をたくさん見てきた。
数えたことはなかったが、フィギュアスケートの選手がまともに練習できるリンクは、全国にたった25カ所しか残っていなかったとは・・・ほんとに、これで、冬季オリンピックのメダルが少ないなんて、他人事のように批判しているヒマがあったら、練習場所をつくれ～！野球場やサッカー場には何億もの税金をつぎ込んでいるくせに、ウィンタースポーツには「財政が厳しいから」と、とても冷たい日本。スポーツ文化への投資先が、非常に偏っている。
本来なら、国がやるべきウィンタースポーツ育成を、いままでは、元西武グループのオーナー、堤義明氏等、民間がかわりにやってきたから、強い選手もたくさん出てきたが、堤氏が、証券取引の不祥事で、退任してしまった今、ウィンタースポーツ育成は、フィギュアスケートに限らず、危機的状況なのだ！
上記ブログに出てきた、昨年10月オープンの、アクアリンクちば、結局、一般営業時間は、危険防止とかで「ジャンプ禁止」！、フィギュアスケート（シングル）の練習が出来ないリンクになってしまった。千葉県の選手は他県に通わざるをえない(>_<)
公営のリンクは、第三セクターやＰＦＩ事業も含め、なんでも禁止の事なかれ主義が横行。スケート選手や愛好家の事など眼中になし(-_-)

アメリカのように、フィギュア専用リンク・・・アイスショー用に、照明、スポットライト、ＰＡ（音響）設備等が常設されているもの・・・があればいいのに。日本は、アイスホッケー用に、見にくいフェンスをつけたり、フィギュアの大会やショー用には、金をかけて着脱したり、搬入搬出と模様替えに無駄な金がかかってしまう。お客を呼べる、しーちゃん（荒川静香）を中心に、日本のアイスショービジネスを定着させられたら。ショーの収益金を、連盟に寄付してくれているし、協力して。
主なプロスケーターは、日本では食べていけないのでアメリカのアイスショーなどに流れてしまっている(-_-)
　昔は、合宿施設があるリンクがたくさんあったが、今はほとんど残っていない。野辺山（長野県）の帝産ロッジ
http://www.worldexp.co.jp/gasshuku/joshinetsu2/nagano/090_teisan_lodge.htm
は、スケートリンクに限らず、金にならない、いろんなアマチュアスポーツ合宿練習施設を、官に成り代わって提供してくれている貴重な場所。マスコミが、スケート連盟不祥事がらみで野辺山の合宿施設まで「連盟役員のリンクに合宿が、かたよっている」などと悪者にするのは、おかどちがいだよ。朝日新聞さん！