フィギュアスケートを閉鎖的にしている人(-_-)
友人が経営している、福生(ふっさ)映像サービスという映像制作会社がある。彼は、フィギュアスケートの選手向け演技記録ビデオを専門に撮影編集している。
荒川静香オリンピック金メダルブームの今、彼の所にも(私の所にも)、テレビ局が取材に来たりする。テレビに映ると「景気よさそうだな、足を引っ張ってやれ」という輩が出てくる。
中部地区の大会で、「今回は、1人1人の選手の許可を取って提出しなければ撮らせない。営利目的の業者など、出て行け」と、主催者側の一部の人に、嫌がらせを受けたそうだ。
事実は、注文編集一品物のビデオにもかかわらず、選手向けには5000円前後で出している。結婚披露宴のビデオなど1本10万円くらいすることを考えると、超破格値である。普通の業者ではまずやっていけない。彼は、実家を編集室として使い、事務所経費をかけず、地方撮影の宿泊も、車中泊や、段ボール野宿等で浮かせて、機材メンテナンス費用、スタッフ給料、旅費等を捻出している状態。赤字の大会、黒字の大会、ならして、ほとんど、必要経費とんとんというボランティア状態なのである。仕事と思ってたら、やってられない。彼は、フィギュアスケートがすきなので、仕事と思わず没頭できるから、やっていけてるのである。演技のビデオは、選手たちに必要とされているから、好きなフィギュアスケート界の助けになるべく、損得抜きでやっている、奇特な人材なのである。
そんな彼の足を引っ張る、選手のことなど考えない、某スケート連盟の大会主催者、威張り屋某氏のようなやつがいるから、フィギュアスケートは、敷居が高く、メジャーなスポーツになれない。「フィギュアスケートは、選ばれた特権階級の人たちだけの、スポーツだ。へたな愛好者などいらない!」とでも言いたげな、特権意識を持ったスケート連盟役員が、少数だがいることがとても嘆かわしい。
福生映像サービス
http://www.figureskate.jp/
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コメント
ブログに書いてもらってありがとうございます。わたし、ホントにがんばりますよ!
投稿: 中川和明 | 2006.04.15 00:06