今日の格言>バカは
「バカは成功に学んで失敗し、利口は失敗に学んで成功する」…起業バカ(光文社)著者の渡辺仁。
「毎日全力」…マラソン高橋尚子…怪我から這い上がってきた彼女が言うと、説得力がある。
「一杯の砂糖水を作るにも、砂糖が溶けるまでまたなくてはならない」…結果は努力に比例しない。すぐ結果が出なくても、あきらめるな!
参考:「起業バカ」
http://career.ameba.jp/column/20060105/index.html
http://book.asahi.com/bestseller/TKY200506150216.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933696/503-7506582-3186353#product-details
「バカは成功に学んで失敗し、利口は失敗に学んで成功する」のイミは・・・
あいかわらず起業ブームが続いている。しかし、このブームに踊らされて失敗する起業家 entrepreneur が圧倒的に多い。それは、起業家自身が陥るワナ trap に気づい
ていないからだ。
社長になれば、確かに自由が手に入る。しかし、その自由のウラには、厳しい自己責任と危険が常に隣り合わせで並んでいる。大半の脱サラ組がそんなことも気づかずスタートし、見事失敗して「起業地獄」に墜ちている。
そもそも「石の上にも3年」ではないが、まず創業期の1、2年は飲まず、喰わず、眠らず、という「3ず主義」を覚悟しなければならない。そのうえでサギやパクリ屋、裏切り、嫉妬……と闘わなければならず、あげく、資金繰りに困って「マチキン地獄」へ転落だ。起業 start-up というのは、本当に難しい。私も失敗した1人だ。それであえて言うが、バカほど成功例に学ぼうとする傾向が強い。その結果、失敗する。では、利口はどうしたらいいのか? 本書は失敗例 cases of failure の本である。
渡辺仁[わたなべ・じん]
1951年、長崎県生まれ。経済ジャーナリスト。東洋大学経済学部中退後、経済専門紙貴社などを経て独立。ビジネス誌、経営誌にベンチャー企業・ニュービジネスの動向を中心に幅広く取材執筆する。2002年、起業してベンチャー支援雑誌『Incubation』を創刊するが、あえなく廃刊。起業の裏を知り尽くしている。
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