「トップランナー」変圧器
10/4 に、私の所属している、日本電気技術者協会
http://www.jeea.or.jp/
の「受電設備保守技術講習会」に自費参加。私、一応、電気主任技術者で、自分の技術レベルを落としたくないもんで(^_^;)
そこで、CO2排出規制、地球温暖化防止の取り組みとして、「トップランナー」変圧器というのが出てきた。現在各社で出ている製品の中で、一番効率のいいものを基準(トップランナー)として、全製品の効率を、それ以上に上げ、それ以下の製品は、猶予期間の後、製造はおろか、在庫品の発売も禁止とする、経済産業省の省エネ規制である。変圧器の場合、鉄損は、鉄芯の形、材質を工夫し、銅損は、なるべく電気抵抗の少ない巻き線を使い(アルミ→銅)、負荷率を効率のいい定格電流近くで使う設備設計をすることによって、エネルギー効率を上げ、結果、地球温暖化ガスである、二酸化炭素の排出を少なくするというものである・・・材料が高価になり、値段も上がる・・・自分の面倒見ている現場も、トランスの負荷率が低く、効率悪い(^_^;)
自動車など、他のエネルギーをたくさん使う製品でも、同じことが行われだしているそうです。燃費リッター4キロの、ハイパワーターボ車は、どうなるんだろう?
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