サハラに死す

今、発売中の、オフバイク雑誌「バックオフ」
http://www.souki.co.jp/backoff/
４月号P26-31、冒険ライダー「生涯旅人」賀曽利　隆さんの１３回目のサハラ砂漠縦断の記事を読んで、ショック！

昨年、西伊豆オートキャンプ場
http://www.241z-autocamp.com/
で、一緒に新年会をやった、長野県は臼田町の黒岩文雄さん（写真左下）が、アフリカ　ニジェールのアガデス東方、
テネレ砂漠の砂丘で目測を誤り、砂丘の崖から飛び出してしまい、転落。脳挫傷で、即死！
砂丘の頂上から、６０メートルも吹っ飛んでしまったとのこと。
今年は、臼田峠を越えて、彼の農園に遊びに行って、サハラ縦断のみやげ話でも聞こうと思っていたのに・・・(T_T)
残された奥様は、大丈夫か？

そして、もう一人、伝説のオフロードマイスター、小さな巨人、ベルギーのガストン・ライエ氏(58)も、ガンで2005 2/8にパリで亡くなったそうだ。
http://www.sser.org/050209_gaston/gaston_memorial.htm
彼は、身長１６０センチもないような小男ながら、モトクロス世界選手権３年連続チャンピオン、パリ・ダカールラリー２年連続チャンピオンなど、足のつかないでっかいマシンを、神業のように操り、輝かしい成績を収めてきた。
その一方、日本を第２の故郷として、ほぼ毎年来日、ラリーイベントに出場したり、ライディング教室を開いたりと、日本のオフロードバイク界に、なくてはならない存在でした。
彼の「ステップの上でダンスをしているんだ」「足がつかないから、止まらないように乗ってただけさ」
などという言葉が思い出されます(T_T)
「体が小さいから大きなバイクには乗れない」というのは、腕がないことのいいわけにすぎないことを、彼は身をもって証明してくれました。もっと長生きして、日本人オフロードライダーの底辺を広げてほしかった・・・残念！